石巻  牡鹿半島裏浜 寄磯

  雑用が多すぎて、思うようにブログの取材ができないこの頃。暑いのなんのといってもいられず手の空いたすきに取材を始めた途端、まるで戻り梅雨の天気に突入、なかなか都合よくはいかないものだ。

 牡鹿半島は海岸線に沿って漁港が散在する。そして、仙台湾に面した西岸を表浜、太平洋側を裏浜という。今でこそ半島中央部の尾根を縦断するコバルトラインがあるが、以前は湾岸の幹道を表浜街道、裏浜街道と評していた。
 表浜の由来は、仙台藩のおひざ元に近いということらしい。通常は朝日が昇る方角が表とするが、ここでは逆である。さらに浜人の気質もまた真逆を呈している。
 表浜は日が昇るのが遅く、朝はゆったりと開け、夕刻は日が長くのんびりと一日を終える。一方、裏浜は朝が早くあわただしい、夕は山陰で日暮れが早く明日への仕度をせかされる。こんなところから浜人の性質も全く異なる。
 裏浜は気性が荒く、利に聡い。表浜は万事のんびりしたものとよく聞かされてきた、それぞれの条件によって気質が形成されたものと思われる。今は昔ほど顕著でないが、やはり浜の気風は健在である。

 漁港のはずれに駐車したら目の前にイソギクの格子花壇。
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 裏浜の人は利に敏いと書いたが、実に商才に長けた人が多く、かつての女川は彼らの活躍があって発展してきたといっても過言ではない。中でも寄磯、泊浜の出身者が謙虚である。両漁村は地形も酷似しており気性が激しいのもよく似ている。
 泊浜から女川に粗末な水産加工場を構えた人の逸話では、若輩ゆえに船はなく。徒歩で女川を往復して家業に精を出していたという豪の者もいた、今ではとても想像すらできない。

 いつもより船数が少ない、アナゴ漁に出ているのかな。
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 この懸崖の細い坂道を、高齢者が二人、何やら語らいながら、ゆっくり上っていった。元気なもんだ。
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 寄磯団地
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 坂道からの眺めが素晴らしい。
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 こちらの坂道は、古くからの県道。かつては車の乗り入れはここ一本だったようだ。山の上から数本の道があるが、いずれも軽でなければ通れない、今は団地から立派な坂道が港へ降りている、復興工事は漁港の利便性を高めてくれた。
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 金華山
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 現存する小学校。故郷が見下ろせる素晴らしいロケーション。
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 校庭からの浜の全景。
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 とっくに不在者投票を済ませた。支持政党なし、応援候補者なし、比例反対。詰まるところ参院は縮小か廃止が上策。

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